グループやレポートで利用できる値を変数に保存する機能をサポートしています。変数は、アプリケーションのバージョンなど、繰り返し発生する値を複数の場所で同時に更新する必要がある場合に特に役立ちます。
変数の表示
PDQ Connectで現在利用可能なすべての変数の一覧を表示するには、左側のナビゲーションから「Variables」をクリックします。
各プロパティの内容は以下の通りです。
- Name:一覧から選択する際に表示される、変数の表示名です。
- 変数名は一意である必要があり、同じ名前の変数を同時に複数作成することはできません。例外として、ユーザーがカスタム変数を作成した後に、PDQ が同名の変数を追加した場合は、両方が利用可能になります。
- 変数名は作成後に変更できません。名前を変更する場合は、新しい変数を作成して既存の変数を置き換える必要があります。
- Value:フィルターなどで変数を参照する際に使用される値です。
- 同じ値を複数の変数で使用することができます。
- 値を変更すると、その変数が使用されているすべての箇所に反映されます。
- 現在、変数では正規表現(regex)はサポートされていません。正規表現の構文を入力した場合でも、文字列として扱われます。
- Type:変数がカスタムで作成されたものか、PDQ によって作成されたものかを示します。
- PDQ Connect には、PDQ が管理する 350 以上の事前定義済み変数が用意されています。
- これらの変数は、アプリケーションの更新やバージョン変更に対応するため、PDQ のパッケージングチームによって継続的に更新されます。
- PDQ が提供する事前定義済み変数は、パッチやソフトウェアの更新状況を把握する際に非常に有用であり、ユーザーが手動で更新することなく、グループの状態を正確に保つことができます。
カスタム変数の作成と編集
作成
- カスタム変数を作成するには、左側のナビゲーションバーから「Variables」をクリックし、右上の[Create variable]をクリックします。
- 変数の名前と値を入力し、[Create]をクリックします。
編集・削除
作成したカスタム変数は、変数一覧の右側にある三点リーダー(︙)から編集または削除できます。
削除しようとした変数がフィルターで使用されている場合は、削除前にフィルターからその変数を削除するよう求めるメッセージが表示されます。
また、「Manage custom variables」権限を持つユーザーは、作成者に関係なく、すべてのカスタム変数を編集または削除できます。一方で、PDQ が提供する変数は編集および削除できません。
グループやフィルターでの変数の使用
グループまたはフィルターで変数を使用するには、右側のテキストボックスにある「(x)」ボタンをクリックします。利用可能なすべての変数の一覧が表示され、検索またはスクロールで選択できます。表示される変数は、常に $ 記号が付いた括弧付きの形式で表示されます。
一覧内の変数にマウスオーバーすると変数の値が右側に表示されます。目的の変数を見つけたらクリックすると、フィルターで使用するためにテキストフィールドへ追加されます。
変数をフィルターで正しく使用するには、必ずドロップダウンから選択してください。テキストボックスに $(VariableName) を手動で入力した場合、変数としては認識されず、文字列としてそのまま扱われます。
レポートでの変数の使用
変数を使用することで、デバイスグループの指定だけでは難しい条件でも、レポート結果をさらに絞り込むことができます。
- フィルターを追加するには、左側のナビゲーションバーから「Reports」をクリックし、レポートを新規作成または編集します。
- 「Result filters」セクションで「Add filter」をクリックしてください。
ここでのフィルター操作はデバイスグループでの設定とほぼ同じですが、対象がデバイス一覧ではなく、レポートの内容そのものになります。
例えば、ソフトウェアレポートに対してフィルターを設定することで、インストールされているすべてのアプリケーションではなく、特定のソフトウェア(例:TeamViewer)の古いバージョンのみを表示することができます。