カスタムパッケージ

カスタムパッケージ

管理者は独自のニーズに合わせて独自のパッケージを作成できます。たとえば、PDQ Package Library で提供されていないソフトウェアを含むパッケージを作成できます。組織で作成できるカスタムパッケージの数に制限はありません。
パッケージは、デバイス上で処理を実行する複数のステップで構成されています。パッケージがデバイスに対して実行されると、パッケージ内で定義されたステップが順序に従って実行されます。

カスタムパッケージの新規作成

カスタムパッケージを作成するには、左側のナビゲーションバーから「Packages」画面を開き、[Create package]ボタンをクリックします。
「New package」画面の詳細は、後続の説明をご参照ください。

パッケージのプロパティ

[Create package]ボタンをクリックすると、パッケージの「Properties」タブが表示されます。

Properties内で設定できる項目は以下の通りです。
  1. Name
  2. Version
  3. Description
  4. Timeout  ※正常にデプロイされなかった場合にエラーとするまでのタイムアウト時間
  5. Conditions  ※パッケージの実行条件。詳細はこちらをご参照ください。

ステップの追加方法

[Steps]ボタン右側のドロップダウン矢印をクリックすると、ステップを追加できます。カスタムパッケージ内で使用可能なステップ一覧が表示されます。
任意のステップを選択すると、そのステップの設定画面が開き、ステップ一覧に追加されます。パッケージ/ステップの実行条件に関する詳細は、こちらをご参照ください。

各ステップの詳細は後述の説明をご参照ください。


ステップを削除するには、ステップ名の横にカーソルを合わせ、三点リーダー(︙)をクリックして[Delete]を選択します。

選択したステップは、ドラッグアンドドロップして順序を変更することでができます。


各ステップの詳細

Install ステップ

Install ステップでは、デバイス上でアプリケーションのサイレントインストールまたはアンインストールを実行できます。
Install ステップを使用するには、ステップ一覧から[Add Install step]をクリックします。
Install ステップには複数の設定項目があります。すべての項目を編集する必要はありませんが、Install ステップでは、[Installer]欄の横にある[Attach installer file]リンクを使用してインストーラーファイルをアップロードする必要があります。

  1. Enabled:
  2. オンにすると、デプロイ時にステップを実行します。オフにすると、ステップを実行しません。
    または、ステップ名の横でケバブメニューを開き、[Disable]または[Enable]を選択することもできます。
    この機能は、パッケージ内の特定ステップの問題切り分けに役立ちます。
  1. Step Name:
  2. ステップ名です。ステップ識別に使用され、デプロイ問題のトラブルシューティング時にも役立ちます。
  1. Installer File:
  2. パッケージステップで使用するインストールファイルをアップロードします。
    【Windows でサポートされる形式】
    1. .msi
    2. .msu
    3. .msp
    4. .exe
    5. macOS でサポートされる形式
    6. .pkg
    7. .dmg
  1. Attachments:
  2. インストーラーファイルと一緒に追加ファイルをアップロードできます。
    添付ファイルの扱いにはいくつか注意点があり、.zip ファイルは自動展開されます。詳細は こちら をご参照ください。
    アップロード済みファイルは、ファイル名横のアイコンから削除またはコピーできます。
    ファイル/フォルダのアップロードに関する詳しい説明および制限事項は、こちらをご参照ください。
  1. Parameters:
  2. パッケージのコマンドラインパラメーターを設定します。
  1. Command Line:
  2. デプロイ実行時に対象デバイスで実行されるコマンドです。
    インストールファイル、添付ファイル、パラメーターの設定内容に応じて自動入力されます。
  1. Success Codes:
  2. 成功とみなすリターンコードをカンマ区切りで指定します。
    ここに含まれていないリターンコードは、実際には成功していてもエラー扱いになります。
  1. Run As:
  2. パッケージを実行するアカウントを選択します。
    1. Local System
    2. Local System アカウントとして実行します。既定の実行モードです。
    3. Logged on User
    4. 現在ログオン中のユーザーとして実行します。
      なお、この設定では Remote Desktop セッションは検出されません。PDQ Connect がログオンユーザーセッションを検出するには、対象コンピューターへローカルログオンしている必要があります。
  1. Error Mode:
  2. ステップ実行時にエラーが発生した場合の動作を設定します。
  1. Conditions:
  2. [Add condition]をクリックして、ステップの実行条件を設定します。詳細はこちらをご参照ください。

Script ステップ

Script ステップは、対象デバイス上で PowerShell またはコマンドプロンプト(CMD)のカスタムスクリプトを実行するために使用します。フルスクリプトを実行できるため、管理者は非常に柔軟なカスタム処理を実装できます。
パッケージに Script ステップを追加するには、ステップ一覧から[Add script step]をクリックします。一般的な PowerShell コマンドについては、以下のリソースを参照してください。

  1. Enabled:
  2. オンにすると、デプロイ時にステップを実行します。オフにすると、ステップを実行しません。
    または、ステップ名の横にカーソルを合わせてケバブメニューをクリックし、[Disable]または[Enable]を選択することもできます。
    この機能は、パッケージ内の特定ステップの問題切り分けに役立ちます。
  1. Step Name:
  2. ステップ名です。
  1. Type:
  2. スクリプト言語として PowerShell または CMD を指定します。
    1. PowerShell
    2. [Type]で「PowerShell」を選択した場合に使用できます。
      [Import.ps1]を選択して PowerShell スクリプトファイルをアップロードするか、組み込みエディターに直接コマンドまたはスクリプトを入力します。.ps1 ファイルをアップロードしなくても利用できます。
    1. Cmd
    2. [Type]で「Cmd」を選択した場合に使用できます。
      [Import.bat]を選択してバッチファイルをアップロードするか、組み込みエディターに直接コマンドまたはスクリプトを入力します。.bat ファイルをアップロードしなくても利用できます。
  1. Attachments:
  2. スクリプトと一緒に追加ファイルをアップロードし、デプロイ時に使用できます。
    添付ファイルの扱いにはいくつか注意点があり、.zip ファイルは自動展開されます。詳細は こちら をご参照ください。
    アップロード済みファイルは、ファイル名横のアイコンから削除またはコピーできます。
    ファイル/フォルダのアップロードに関する詳しい説明および制限事項は、こちらをご参照ください。
  1. Parameters:
  2. パッケージのコマンドラインパラメーターを設定します。
  1. Success Codes:
  2. 成功とみなすリターンコードをカンマ区切りで指定します。
    ここに含まれていないリターンコードは、実際には成功していてもエラー扱いになります。
  1. Run As:
  2. パッケージを実行するアカウントを選択します。
    1. Local System
    2. Local System アカウントとして実行します。既定の実行モードです。
    3. Logged on User
    4. 現在ログオン中のユーザーとして実行します。
      なお、この設定では Remote Desktop セッションは検出されません。PDQ Connect がログオンユーザーセッションを検出するには、対象コンピューターへローカルログオンしている必要があります。
  3. Error Mode:
  4. ステップ実行時にエラーが発生した場合の動作を設定します。
  1. Conditions:
  2. [Add condition]をクリックして、ステップの実行条件を設定します。詳細はこちらをご参照ください。

スクリプト内での添付ファイル参照

Install ステップまたは Script ステップに含まれる添付ファイルは、対象デバイス上の以下のディレクトリにコピーされます。
以下のディレクトリのターゲットにコピーされます。ここで、dvc_task_{guid} は、その特定のデプロイメントのタスク ID を含む一意のフォルダー名を表します。
C:\ProgramData\PDQ\PDQConnectAgent\Downloads\dvc_task_{guid}

PowerShell または CMD スクリプトで、この場所を参照できます。
PowerShell
  1. .\FileName.ext

CMD
  1. %cd%\FileName.ext
ファイル名にスペースが含まれる場合は、ダブルクォーテーションで囲んでください。
  1. ".\File Name.ext"

Reboot ステップ

Reboot ステップでは、デプロイ中に再起動を実行できます。
Reboot ステップの後に追加のステップが設定されている場合、再起動完了後に PDQ Agent が再接続したタイミングで、後続ステップが実行されます。

  1. Enabled:
  2. オンにすると、デプロイ時にステップを実行します。オフにすると、ステップを実行しません。
    または、ステップ名の横にカーソルを合わせてケバブメニューをクリックし、[Disable]または[Enable]を選択することもできます。
    この機能は、パッケージ内の特定ステップの問題切り分けに役立ちます。
  1. Step Name:
  2. ステップ名です。
  1. Delay:
  2. Reboot ステップが再起動を開始するまでの待機時間です。設定可能な最大値は 2,147,483,647 秒です。
  1. Message:
  2. 再起動開始前に、ログオン中のユーザーへ表示する任意のメッセージを入力します。
  1. Error Mode:
  2. ステップ実行時にエラーが発生した場合の動作を設定します。
  1. Conditions:
  2. [Add condition]をクリックして、ステップの実行条件を設定します。詳細はこちらをご参照ください。

File Copy ステップ

File Copy ステップでは、対象コンピューターへコピーするファイルまたはフォルダーをアップロードできます。

  1. Enabled:
  2. オンにすると、デプロイ時にステップを実行します。オフにすると、ステップを実行しません。
    または、ステップ名の横にカーソルを合わせてケバブメニューをクリックし、[Disable]または[Enable]を選択することもできます。
    この機能は、パッケージ内の特定ステップの問題切り分けに役立ちます。
  1. Step Name:
  2. ステップ名です。
  1. Attachments:
  2. 対象デバイスへコピーするファイルまたはフォルダーを選択します。
    添付ファイルの扱いにはいくつか注意点があります。詳細は こちら をご参照ください。
    アップロード済みファイルは、ファイル名横のアイコンから削除またはコピーできます。
    ファイル/フォルダのアップロードに関する詳しい説明および制限事項は、こちらをご参照ください。
  1. Target Folder:
  2. 対象コンピューター上で、ファイルまたはフォルダーのコピー先となるフォルダーを指定します。
  1. Overwrite Existing Files:
  2. このオプションを選択すると、コピー対象と同名の既存ファイルを上書きします。
    オフの場合、対象フォルダー内に同名ファイルが存在していても上書きされません。
  1. Run As:
  2. パッケージを実行するアカウントを選択します。
    1. Local System
    2. Local System アカウントとして実行します。既定の実行モードです。
    3. Logged on User
    4. 現在ログオン中のユーザーとして実行します。
      なお、この設定では Remote Desktop セッションは検出されません。PDQ Connect がログオンユーザーセッションを検出するには、対象コンピューターへローカルログオンしている必要があります。
  1. Error Mode:
  2. ステップ実行時にエラーが発生した場合の動作を設定します。
  1. Conditions:
  2. [Add condition]をクリックして、ステップの実行条件を設定します。詳細はこちらをご参照ください。

Nested ステップ

Nested ステップでは、別のパッケージを新しいパッケージ内のステップとして組み込めます。
既存パッケージを作り直すことなく、大規模なデプロイの一部として再利用できるため便利です。
Nested ステップを含むパッケージをさらにネストすることも可能ですが、ネスト先に同じパッケージが含まれていてはいけません。これは、デプロイループを防止するための仕様です。

  1. Enabled:
  2. オンにすると、デプロイ時にステップを実行します。オフにすると、ステップを実行しません。
    または、ステップ名の横にカーソルを合わせてケバブメニューをクリックし、[Disable]または[Enable]を選択することもできます。
    この機能は、パッケージ内の特定ステップの問題切り分けに役立ちます。
  1. Step Name:
  2. ステップ名です。
  1. Package:
  2. パッケージステップとして実行する、ネスト対象のパッケージを選択します。
  1. Error Mode:
  2. ステップ実行時にエラーが発生した場合の動作を設定します。

パッケージの複製

作成済みのカスタムパッケージは複製できます。
複製するには、画面右上の三点リーダー(︙)をクリックし、[Duplicate]を選択します。


複製したパッケージの保存先フォルダーを選択するか、[Create new folder]をクリックして新しいフォルダーを作成した後、[Duplicate]をクリックします。


複製後、元のパッケージ名の末尾に番号が付いたコピーが即座に作成されます。
作成されたパッケージ名をクリックすると編集できます。パッケージは、緑色の成功メッセージまたは Packages ページから開けます。

複製したパッケージには自由に変更を加えられます。たとえば、ステップの追加・削除・変更や、パッケージ名の変更などが可能です。

パッケージの削除

削除できるのはカスタムパッケージのみです。PDQ が提供するビルド済みパッケージは削除できません。
カスタムパッケージを削除するには、対象のパッケージを選択し、画面右上の三点リーダー(︙)をクリックして、[Delete]を選択します。


また、Packages ビューからパッケージを削除することもできます。チェックボックスで 1 つ以上のカスタムパッケージを選択し、[Actions]-[Delete]を選択します。




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